いちばん良いものを子どもたちに
実践記録映画 深草こどもの家の一年
1963年、日本人で初めてドイツでモンテッソーリ・ディプロマ(資格免許)を取得し、日本で最初のモンテッソーリこどもの家と、モンテッソーリ教師養成コース開設に大きく貢献したモンテッソーリ教育の第一人者、赤羽惠子。
彼女が、1979年に設立した「深草こどもの家」の1年間の実践記録(2007年制作作品)。
フランス映画『モンテッソーリ 子どもの家』の2021年2月19日、日本公開を記念し、日本のこどもの家のドキュメンタリー映画のオンライン上映会を開催。
1979年、日本におけるモンテッソーリ教育第一人者、赤羽惠子が設立したこどもの家
日本におけるモンテッソーリ教育の第一人者
赤羽惠子が理想の幼児教育を実現すべく1979年に設立した園が
豊かな自然が残る京都・伏見の地にあります。
深草こどもの家は3歳から6歳の異年齢混合クラスによる
幼稚園型保育施設です。
一般の幼稚園では味わえない『自由な学び』を十分に経験することで、子ども達は内に秘めた個性や才能を自らの力で開花させるための土台を築き上げることができるのです。
本映画は、モンテッソーリこどもの家100周年記念祭(2007年ローマ)に合わせて、赤羽惠子が企画し三年かけて撮影した実践記録映画です。
ぜひオンライン上映会にご参加ください。
メッセージ
「深草こどもの家」は、1979年京都・深草の地に誕生しました。
東山三十六峰の尾のあたり、竹林と雑木林の丘の上にあります。
四季折々の自然の変化、訪れる野鳥たち。
ここにいるだけで自然の恵みをたくさん受け取ることができます。
子どもは自然(空気、光、水、土、草花、樹木、虫、鳥、小動物そして何よりも人間・・・)に
直接触れることによって、それらを身体全体で吸収してゆきます。
自分の五感を使い、自分の足で歩き、手を使い宇宙の不思議を体験してゆきます。
このとき感じ取ったものが、その子の将来の考える力、表現する力を育てていくと信じております。
バーチャルな世界(テレビ・ビデオ・ゲームなど)でなく、本物の環境を
子どもたちに与え続けたいと思います。
創立者 赤羽惠子
レビュー
オンライン上映会ご参加者からのメッセージ
ピアノ講師 50代 女性
子どもたちの無邪気な笑い声の中に、物事に対する集中力や生き物への愛しみが日々の生活にあり、その日々の積み重ねが成長と共にある事を知って行く。
人間の原点を気付かされる素晴らしいドキュメンタリー映画。
女性
子どもたちがのびのびと自分がやりたいことに取り組んでいる姿が印象的。 見ている自分が解放されるような感覚。
会社経営、30代、女性
私は卒園生ですが、こどもたちの日常を見て、改めて、私がこどもの家の卒園生であることを認識しました。全てがここから始まったのだな、と自分の生き方や、考え方の原点を見た気がします。
保育士、50代、女性
子どもたちの所作の美しさ、物事への集中の高さ、遊びの豊かさ、奥深さを本で読んでいるだけではわからなかったこともわかりました。
保育教諭、30代、女性
モンテッソーリ教育の素晴らしさを感じられた上映会でした。
自ら考え、行動する。やらされるのではなく、自分でやりたいことを選択し、取り組む姿が印象的です。
40代女性
子どもたちが落ち着いて自分自身と身の回りに取り組んでいる姿に感動。
小児科医、保育士、50代 女性
素晴らしい園。小動物の触れ合い、園庭の花を摘んで花を活ける、落ち葉のプール・・・。
室内での活動、知育的な面がクローズアップされ、モンテッソーリ教育の本質を保護者も理解できていない部分を解消する映像。
社会人教育事業の研究開発、50代、男性
自律について考えさせられました。いま社会人の人材育成でも自律がテーマになっています。
自律は人が本来持っている欲求とも言われますが、その喜びをどれだけ体験できるかが大事だなと思いました。
NPO職員、60代、女性
子供達の自由な成長を拝見し、感動しました。人を知る、理解するにつながりました。
主婦、40代、女
普段の深草こどもの家の様子がよく分かり、伸び伸び自分の時間を過ごす子どもたちの表情、見ていて癒されました。
共創コミュニティ運営、男性
深草こどもの家の様子も、モンテッソーリ教育のこともよくわかりました。一人ひとりを大切にするための教師の姿勢と環境設計ほんとうにすばらしいです。
幼稚園教諭
日本でモンテッソーリ教育が注目される昨今、子ども達の本当の喜びを感じることができた素敵な映像でした。ありがとうございました。
強制ではなく、子どもが惹かれる環境作り、そして影から支える大人、モンテッソーリ教育の本当の素晴らしさが今後の日本に広がっていくことを願います。
子育て講師、50代、女性
実際に活動されているお子さんの表情や動きをみるのは良さが本当に伝わると思いました。たくさんの方にみて欲しいです。
会社員、40代、女
親が待つということの大切さを知りました。
会社員、40代、女性
娘が深草とは別の子どもの家に通っていますが、保護者が立ち入れるのは年に一度で日常の様子が想像の域を越えません。
そこで、園での様子を理解する助けになると思って娘と参加しました。
年中の娘が画面に釘付けになって、これはどんなお仕事かと教えてくれたり、知らないお仕事には目を輝かせ、園庭や付近の豊かな自然に感嘆の声を上げていました。
制作者のご紹介
制作者と出演者
赤羽惠子
制作/京都モンテッソーリ教師養成コース、深草こどもの家 創立者
1963年、日本人初のモンテッソーリ・ディプロマ取得。日本で最初の子どもの家開設後、モンテッソーリ教師養成コース開設準備のため、旧西ドイツ「ミュンスター教育大学」で研修。1970年、上智モンテッソーリ教師養成コース開設主任。1973年、国立富山大学教育学部助教授。1973年、京都モンテッソーリ教師養成コース設立。1979年、深草こどもの家設立、初代園長。
根岸美奈子
京都モンテッソーリ教師養成コース主任 深草こどもの家園長
ナレーション
sone : 撮影
篠原眞 : 音楽(作曲)
企画・制作 京都モンテッソーリ教師養成コース
上映情報
日時&場所
2021年3月26日(金)21~23時 オンライン上映会
https://www.facebook.com/events/3968198813191253
https://peatix.com/event/1817363/view
2021年2月14日(日)10~12時 オンライン上映会
https://www.facebook.com/events/504141640567390
https://peatix.com/event/1804421/view
2021年2月7日(日)10~12時 オンライン上映会
https://www.facebook.com/events/968128883717823/
https://peatix.com/event/1787770/view
今後、「モンテソーリ 子どもの家」(仏映画)の2021年2月19日日本公開を記念し、2021年春複数回の上映会を開催予定。
DVD「いちばん良いものを子どもたちに」
DVD「いちばん良いものを子どもたちに」は、深草こどもの家にて販売しております。
(本編にナレーションはついていませんが、説明の小冊子がついています)
購入希望・お問い合わせは、メールで承ります。
mc.kyoto@theia.ocn.ne.jp
ナレーション付きの本編映像は、現在販売準備中です。
準備出来次第、HP、Facebookなどでお知らせします。
『自分で考え、自分を育てる
モンテッソーリ教育』
日本人初のモンテッソーリ教師赤羽惠子が、1979年京都に「深草こどもの家」を設立。30年以上のモンテッソーリ教育実践が初めて一冊の本になりました。モンテッソーリ教育のエッセンスを豊富な実例とともに紹介しています。教育に関わる多くの方々にお読みいただきたい本です。
著:赤羽惠子、友好学園「深草こどもの家」後援会、2012年
上映会の開催背景
深草子どもの家の学校法人化にむけて
日本国内にモンテッソーリ教育を普及させることを願い、深草こどもの家の学校法人化の取り組みを進めています。ぜひ、このようなモンテッソーリ教育の実践の場を継続できるよう応援いただけますと幸いです。
以下ニュースレターでも情報をお届けします。
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子どものいきいきとした姿、それをつくる私達おとなの環境を通じての関わり方を教えてくれる映画です。
『モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方』メッセンジャー代表より